<質問>
Q.フルタイムで仕事をしながら、月に数回サークルで指導しています。
仕事の心身疲労が大きく、サークルでの指導が体操教室になってしまっている感じで悩んでいます。
宇部ヨガアドバイザーよりアドバイス!!
A. 仕事に追われながらのクラス指導お疲れさまです。大変な状況を心よりお察し致します。
しかし、仕事による貴女の心身疲労と指導が体操的になるのとは別なことだと思います。
貴女は、生徒さんをほぐす以前にまずは自分をほぐさないといけない状況にあるのかも知れません。
職場でのストレスから解き放たれたいと悲鳴をあげている貴女こそ、しっかりヨガと向き合う必要がありそうです。
貴女の生命の声に従って、自分が生徒でいる時間をできるだけつくってあげて下さい。
往々にして女性は、更年期を迎えるあたりからホルモンバランスの影響で何かに対してストレスを感じ焦り始めます。
それは人生の節目に存在するいわゆる「ライフクライス」、生き方の歪み、縮み、弛みに気づく転換期です。
自分が一番にやりたい事はなんなのか? ←主観的欲求
やらなければならない事はなんなのか? ←客観的欲求
この二人の欲求に挟まれて悩んでる事に気づかされる時です。
更に今貴女が感じている事は、指導者にありがちな指導上のスランプでもありますから、指導者の貴女には乗り越える方法として「生徒としての学びを増やす」をおすすめします。
呼吸で言えば教える事は吐き出すのと同じ事、吐き出したら入れていかないと空っぽのままですから疲労度が増します。ヨガ注入は必須です。
ご自身に与えられている24時間を振り返り、是非学ぶ為の時間を生み出して下さい。本気で向き合えばヨガの神様は必ず時間を与えてくれるでしょう。
*ヨガの師匠の格言
「指導歴20年以上にならないと、ヨガの先生とは言えない。まず20年はひたすら学びなさい」
では次にお勉強タイムです。
ヨガの効果は次の4つ
1.運動効果
2.体操効果
3.修正効果
4.瞑想効果
貴女は体操ヨガでは嫌だ、駄目だと思っているようですがそもそもヨガには運動や体操の価値が存在しています。
今の貴女はその価値をお伝えしているところなのだと思いますし、クラスにはそんな貴女の指導を気に入る方々が集まっているのですから、とても有り難い事ですよね。
次に貴女の指導内容について振り返ってみて下さい。
➀ヨガの三密できちんと誘導してますか?
➁筋弛緩のバランスはできてますか?
➂生徒さんが求める事に応じた内容でしょうか?
1.運動効果について
息を弾ませて行うレジスタンス運動は血行を巡らせ、基礎体温をあげ気持ちを高揚させます。特に高齢者には必要なことです。運動能力差に配慮しながら、一人ひとりが自分の動きに協力できるような呼吸の仕方を誘導しましょう。
2.体操効果について
縮み、ゆがみ、たるみが原因で引き起こされた慢性症状には呼吸のコントロール力を使った体操は有効です。リズミカルに腹筋を操るヨガの動きはセロトニン神経を活性化し、年齢に応じたメンタルヘルスに役立ちます。
3.修正効果について
1と2で内観できるようになれば、カラダだけでなく食べ方、考え方などの生き方としてのヨガへの気づきが拓かれていきます。生活のあらゆる場で生命の声を聴き、無理なく修正ができるようアドバイスしましょう
4.瞑想効果について
人生のあらゆる刹那を瞑想できるようになりますと、心に撒かれたヨガの種は芽吹き、蓮のように真っ直ぐに大空に向かって成長し、やがて美しい花を咲かせます。一人一ヨガはまさに世界に一つだけの..アラハン(阿羅漢)行です。晩年を迎える時には冥想へと導びかれたいものです。
指導者の使命はヨガ道の導きではありますが、自分もまだまだ修行の身の上です。委ねる気持ち半分にして、ご自身の事も労わってあげて下さいね。